市議斎藤直子が市議会定例会開催前に発行する市政リポート 子育て中の女性への健康支援事業 介護保険制度と高齢者福祉施策など



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戸田市にお住いのみなさま、こんにちは。
このページは、定例議会閉会後に、さいとう直子を応援くださる方にお渡ししている市政リポート(一部省略)です。
議員としての活動報告を 中心とした内容となっています。どうぞ、ご笑覧ください。



『新世紀・笑顔の市政発信!』していくチャンスをいただきました



(平成13年5月発行第1号・主な内容)

議会での所属が決まりました

 21世紀幕開けの1月に行われた戸田市議会議員選挙では、まったく想像していなかった2523票という支持を頂戴いたしました。
 2月6日、7日には臨時議会が開かれ、初登庁し、私は「厚生常任委員会」「交通環境対策特別委員会」「議会だより編集委員会」に所属しました。

3月の定例議会で初めての一般質問を行いました

 2月22日から3月23日の日程で行われた定例議会で、緊張の中「子育て中の女性への健康支援事業」「介護保険制度と高齢者福祉施策」について一般質問をしました。

議員としての体験を報告して参ります

 一番身近であるはずの市議会議員。それなのに私にとっては市議の活動が見えてこないだけに、テレビに登場する国政の議員よりも遠い存在でした。市議会議員が日々どんな活動をし、どんな事を考えているのか、私を通して感じていただけるよう議員としての体験を報告して参ります。



所属する委員会も決まり、市議会議員として第一歩を踏み出しました

 2月6、7日に開かれた臨時議会の主な内容は議会人事でした。当選した議員は議会に対してまず自分が所属する会派の届出を行います(私が属する会派は「平成会」です)。会派では意見交換や勉強会等を行い、議会内での交渉団体として一緒に行動して参ります。

 また、議員になるといくつかの「委員会」に所属することになります。委員会は数名の議員で構成され、議会の審議の準備や予備審査的な活動を行います。委員会が設けられる理由は、議会に提案される議案や請願陳情が多く、議員全員で構成される「本会議」のみでは充分に審議や詳細な調査ができないからです。委員会での審議の準備や予備審査などを経て、本会議で審議を行い、議会として最終的な意志決定をします。

 戸田市議会には次のような委員会が設置されています。
 (戸田市HPに詳しい説明があります

  常任委員会(総務・建設・厚生・文教経済)、
  特別委員会(交通環境対策・まちづくり・広域行政等推進)、
  議会運営委員会、全員協議会、議会だより編集委員会


 私は以下の委員会に所属することになりました。

厚生常任委員会
福祉や医療にかかわる事を議論します。
交通環境対策特別委員会
市民待望のコミュニティーバスの運営についてや新幹線・埼京線、首都高速道路、外環自動車道、バス路線に関する調査をします。
議会だより編集委員会
議会だよりの編集や発刊について議論をします。
その他、以下にも所属しています。

 「蕨戸田衛生センター組合議会」「文化体育振興事業団」
 「環境審議会」、「友好都市交流協会」、
 「同和対策審議会」、「県南都市問題協議会」




3月の定例議会で初めての一般質問を行いました

 はじめての一般質問。これまで仕事では文化会館のような大きな舞台に立ち、何度も司会をしてきましたが、議場には独特の雰囲気があり、いざ壇上に立ちますと予想以上に高く感じ、はしご車にあげられたかのように、とても孤立した気分を味わいました。

 前方には他の議員の姿があり、質問する相手の姿が見えないのはちょっと不思議な気がしましたが、傍聴席に目を移すと市民の方々や後援会の皆様の姿が。見守っていただいているような気がして少し緊張がほぐれました。


子育て中の女性への健康支援事業

 がんによる若い女性キャスターが亡くなったり、妊娠したことで、がんが発見され子宮を摘出したりと、若い働き盛りの女性に健康の不安を感じる報道があったことは記憶に新しいところです。

 女性の活躍がめざましい中、特に子育てという大事な時期、子供の健康支援については、母子保健法に規定された多くの事業がありますが、母親の健康については、意外に無関心のような気がします。子供の健康を守るためには、子育て中の女性が健康であることは、重要な条件の一つです。そこで、子育て中の女性にどのような健康支援事業を行っているのか、どのようなシステムで事業を展開しているのかについて質問しました。

 その結果、対象年齢を30歳以上として生活習慣病予防のための基本健康診査、がん検診、骨粗しょう症検診、歯科検診など、平成12年度から医療保健センターで行っていて、赤ちゃん連れでも大丈夫のようです。乳がん検診では、早期がんを発見するマモグラフィを導入していて、実際に30代、40代でがんが発見され治療にむすびついたケースもあったそうです。

 病気予防を中心に、将来的には家族そろって健康診断というほのぼのした要素が加わると、心身ともに健康家族が増えそうな気がします。検診後も「栄養教室」や「レディース生活栄養セミナー」、「個別健康相談」等があります。子育て中の女性が予約なしで気軽に相談できる場として「すこやか育児相談」が利用されています。
 今後も女性にとって気軽に相談ができる場を検討するとのことです。


介護保険と老人クラブ活動の現状

 次に、昨年の4月1日から本格的にスタートした介護保険が、新聞報道で紹介されている調査内容(家にいて介護を受ける在宅サービスが全般的に低調で、五人に一人は認定を受けてもサービスを受けていない)と戸田市の現状がどうなのかを質問しました。


認 定
人 数
要支援
50人
要介護1
188人
要介護2
224人
要介護3
178人
要介護4
155人
要介護5
100人
認定はH13.1月末 現在


 
在宅サービス利用状況          459人
 ・ホームヘルプサービス
160人(前年比約2倍)
 ・訪問入浴
75人(前年比約1.2倍)
 ・訪問看護
138人
 ・通所介護〔デイサービス〕
125人(前年比約2.5倍)
 ・通所リハビリテーション〔デイ・ケア〕
117人(前年比約1.7倍)

 
施設サービス利用状況         218人
 ・特別養護老人ホーム
122人
 ・老人保健施設
82人
 ・介護療養型医療施設
13人

 
サービスを利用していない認定者      196人

(認定はH12.12月末 現在)


 予測していた人数より少ない認定者数だったので、予算的には概ね順調ですが、サービスを利用していない認定者の方々についてどうしていくのか、利用料等の軽減も含め、調査・研究していくこととなりました。足りないと言われる特別養護老人ホームや老人保健施設ついては、平成16年度を目標水準とした整備計画を進めて参ります。また、市との意向が合えば民間委託も取り入れていくとのことです。

 最後に「介護保険にお世話にならずに元気でいる」と、頼もしい言葉を返していただくお年寄りの方々もいらっしゃったので、元気な高齢者を対象とした福祉一般サービスと60歳以上の方のうち17%程度と加入率の低い老人クラブの活動の現状について質問したところ、各種講座の開催やスポーツ教室、就業を目的とした高齢者事業団を平成10年発足し、元気なお年寄りの活動を支援しているとのことでした。老人クラブでもゲートボールなどのスポーツ活動だけでなく、ごみゼロ運動への参加を初めとした社会奉仕活動や絵画,書道など趣味や教養活動なども支援するとのこと。何よりも願うのは地域社会の一員として自信を持って生き生きと笑顔でお過ごしいただくことです。



議員としての体験を報告して参ります

 さいとう直子活動の足跡ページをご覧ください。これからもがんばります!





みなさまにとって戸田市は住みやすい街でしょうか?
どうすればもっとよい街になると思いますか?

まだまだ未熟な私ですが、
どうかみなさまのお考えをお聞かせください。
戸田市政のリポーターとして、
また、みなさんが住みやすい戸田市にする架け橋として、
さいとう直子はがんばりたいと思います。


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