戸田市議斎藤直子が発行する市政リポート 戸田市の女性職員の登用の方策と見通し 不参加を表明した戸田市の合併問題など

戸田市議会議員さいとう直子の市政リポート6号

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戸田市にお住いのみなさま、こんにちは。
このページは、定例議会閉会後に、さいとう直子を応援くださる方にお渡ししている市政リポート(一部省略)です。議員としての活動報告を 中心とした内容となっています。どうぞ、ご笑覧ください。



市民参加のまちづくりに、私もいっしょに楽しんでいます。



こんにちは!さいとう直子です!(平成14年8月発行第6号・主な内容)

平成14年第三回定例議会での一般質問

 これからの多様化する様々な事業を進めていく上で必要となる戸田市の女性職員の登用について、今後の具体的な方策・見通しを質問しました。

戸田市の合併問題について

 8月8日、神保市長は記者会見にて、戸田市が先月に実施した住民意識調査の結果、川口、蕨、鳩ケ谷との四市合併協議には参加しないことを表明されました。

報告第6弾! 議員としての体験報告です。

 一市議会議員となった一年間はあっという間に過ぎ、毎日が発見の連続でした。
 少しでも私を通して議員の活動を知っていただければと報告させていただきました。皆さんからもいろいろな意見をいただき、ますます情報公開は必要だと確信しました。これからも議員としての活動を報告していきます。



戸田市における女性職員の登用状況について

 21世紀は地方の時代とよく言われますが、1999年に地方分権一括法が成立し、「国は国でなければできない仕事を!」「住民に身近な問題は地方が!」という理念で、国の役割は縮小し、地方自治体の権限を強化へと、中央集権から地方分権へ転換し、国と地方の行政の関係を下請け的な要素、つまり「上下」→「対等」へ改めたとしています。が、中央依存の体質をすぐに変えることは大変なことで、自ら考え、改革しなければならず、戸田市でも【新行政改革大綱】を作成し、その目標に向って進んでいるところです。

 そんな中、昨年より視察先で各地の市役所、町村役場の職員の方々にお世話になる機会が多く、中には、女性職員の方が生き生きと視察説明をしてくださる姿も見られ、男性職員の「女性が積極的に加わったことで職場が明るく意見の飛び交う,活気ある場になった」との話に、多様化する様々な事業を進めてゆく上で、男性と異なる個性,創造力,価値観をもつ女性職員の活用がますます必要な時代と感じました。

 そこで戸田市の女性職員の登用状況はどうなっているのか気になり一般質問となりました。

 女性職員の積極的な登用について
 具体的な方策や見通しを伺いました


さいとう直子 平成13年の「統計戸田」では、職員数1013人中男性656人・女性357人。そのうち医療・保育などの専門職を外した市長事務部局一般行政関係の人数は507人で男性378人・女性129人、そのうち課長職以上の職員は70名で、女性職員はナント1名。主幹相当職でみても56名中、女性職員は4名という現状です。

 また、副主幹相当職への昇任試験の2年間の結果は、男性106人の受験者に対し女性は6名、合格者は男性25名・女性1名と心細く、今後の女性職員の積極的な登用について、具体的な方策や、見通しはどうなっているのか伺ってみました。 

女性職員の積極的な登用について 男女共同参画の実現は21世紀の我が国の社会を決定する最重要課題とまで言われ、平成11年の5月の第145回通常国会で男女共同参画社会基本法が成立しました。その中にも 女性登用への積極的改善措置、ポジティブアクションが含まれていることから、第3次戸田市男女共同参画計画の「とだ あんさんぶるプラン」の中においても、庁内の男女平等の推進の具体的施策として、従来男性で占められていた行政領域への配置など、女性職員の意欲と能力を活かすことのできる職場環境をつくることとして、(1)管理職等への登用の促進、(2)多様な職域への配置と能力開発、(3)各種研修機関等への派遣の促進、(4)女性職員研修会の実施、を具体的な事業として取り組みをすすめているところです。

 平成13年度の定期人事異動では、管理監督者として、女性職員を4名登用し、組織の活性化を図りました。市の政策決定過程への女性職員の参画は、市民の半数を占める女性の考え方が、市の政策へ反映されるための必要条件です。女性職員が意欲と能力があるにもかかわらず、それを十分には発揮できていない状況を積極的に改善し、女性の能力を埋もれさせることなく発揮できるようにしていきたいと考えていますとの回答でした。

女性の管理職比率の目標値を設定しては?

女性の管理職比率の目標値を設定しては?
 男女雇用機会均等法の改正などを受けて、女性に男性と同等の能力が急に求められ、女性の側でも、戸惑っているともいえます。

 本来は真に性別にとらわれず個人がその能力を発揮でき、処遇される仕組みを整備することが重要ですが、これまでの慣行や固定的な性別の役割分担意識などが原因で、女性は男性よりも能力を発揮しにくい環境に置かれている場合には、その格差解消のため、女性優遇の措置を取ることは均等法上認められています。

 ポジティブ・アクションを効果的に実施するため、女性の管理職比率の目標値を設定してはどうか尋ねたところ,女性職員を何%にするという目標値は定めていないが、副主幹、主査以上の役付職員に占める県内市町村平均は18.4%のところ、戸田市は11.9%でしたので、平均までを目標とするとのことでした。

小さくてもきらりと光る、元気で活気ある
街づくりのためにも、民間企業を引っ張って
いくようなモデル事業になって欲しい


 また、職員の研修についても、女性の受講者少なく、現在の女性職員が登用されにくいのは当然のような気がします。そこで、人事担当部局によって決められた研修だけではなく、自己啓発のための研修についても女性職員のアイデアや思いについて取り入れていただきたいと願いました。男女としてではなく、個人として公正に評価していくとの答に、民間企業を引っ張っていいくようなモデル事業になって欲しいこと、加えて、地方分権時代に対応するためにも10万人以上の自治体においてはスタッフを強化・充実させることが重要で、戸田市は11万人以上で基礎的自治体としては文句のない規模に入ることから、小さくてもきらりと光る、元気で活気ある街づくりのためにも、今まで以上にお骨折りいただきますよう要望しました。



戸田市の合併問題 4市合併不参加を表明

市民意識調査では 約7割が 合併を必要とは思わないと回答


 新聞報道で 大きく取り上げられ ご存知の方も多いと思いますが、
神保国男戸田市長は 8月8日に 記者会見を開き、
「戸田市は 4市合併に参加しない」旨を正式に宣言しました。

県南4市合併から戸田市が離脱(朝日新聞)
7割「必要でない」 市民意識調査中間結果発表
(埼玉新聞)
県南4市合併、戸田市が離脱 市民アンケートで7割が不要(産経新聞)
戸田市が合併協議離脱 住民調査で市長が表明
(東京新聞)
「合併不参加」戸田市長宣言(読売新聞)

(新聞各誌の見出しより)

戸田市と他市との合併の必要性について 戸田市が、川口、蕨、鳩ケ谷との県南四市合併問題の判断基準にするとしていた市民意識調査の中間集計結果の速報値で、【他市との合併は必要とは思わない】と回答した市民が全体の約7割を占めたことから、神保市長は「市民の考えが明確になった。戸田市は合併協議には参加しない」と表明しました。

 市民意識調査結果では、合併に関する質問七項目のうち『戸田市と他市との合併の必要性について、どう思いますか』の問に 69.2%の方が【必要とは思わない】と回答し、【必要と思う】と答えた方は9.5%と 全体の1割にもなりませんでした。

 また、【必要と思う】と答えた方に 『どんな組み合わせが望ましいか』を尋ねたところ【戸田+川口+蕨+鳩ヶ谷】の4市を選んだ方は、さらにその半分にもならず、全体としてみれば 4.6%の方が4市合併に賛成という結果になりました。

 神保市長は「正直こんなに差がつくとは思っていなかった。政令市への魅力や期待はなく、多くの市民が独自に街づくりをすべきだと考えている」「調査で一つの方向性が示された。市民の意向を尊重したい」「住民福祉を最優先に街づくりを進める」等述べられました。


 こちらも併せてご覧ください。

 都市規模から考える戸田市の合併問題(リポート5号)

 各種調査結果から考える 戸田市の合併問題(リポート4号)

 考えてみませんか? 戸田市の合併問題(リポート3号)

※もしよろしければ、アンケートにお答えください。
 リサーチその1 あなたの住む街 TODA について



議員としての体験を報告して参ります

 さいとう直子活動の足跡ページをご覧ください。これからもがんばります!

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教えてください、もっと私にできること。

笑顔の家族みなさまにとって戸田市は住みやすい街でしょうか?
どうすればもっとよい街になると思いますか?

まだまだ未熟な私ですが、
どうかみなさまのお考えをお聞かせください。
戸田市政のリポーターとして、
また、みなさんが住みやすい戸田市にする架け橋として、
さいとう直子はがんばりたいと思います。


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