予算規模
それでは、予算の規模について申し上げます。一般会計の歳入歳出予算案の総額は、365億7,000万円となり、対前年度比率で8.9%の減となっておりますが、これは、平成16年度予算に平成7年度及び8年度に借り入れを行った減税補てん債の借換分及び芦原小学校の建設事業が含まれていたことがあげられます。
特別会計の予算案については、国民健康保険特別会計ほか12会計で、合計228億3,178万5千円となり、対前年度比率で2.8%の増となっております。その結果、一般会計及び特別会計を合わせた予算案の総額は、594億178万5千円となり、対前年度比率で4.7%の減となりました。
また、水道企業会計の予算案については、収益的収入24億545万2千円、同支出23億6,019万5千円、資本的収入4億180万6千円、同支出12億2,081万6千円となっております。
次に、一般会計予算案の概要について、歳入から申し上げます。はじめに、市税収入については、238億12万7千円で前年度に比べ7億1,431万7千円の増となっております。
市税の主なものとしては、現在の経済状況及び今後の動向を見極め、個人市民税で納税義務者の増が見込まれるため、全体では対前年度比率2.8%の増を見込んでおり、法人市民税では、景気の回復傾向が見られることから対前年度比率17.5%の増を見込んでおります。
固定資産税については、土地、家屋及び償却資産全体で2.0%の増を見込んでおります。
諸収入については、全体では18億8,825万5千円、対前年度比で7.3%の減となっておりますが、その中で競艇事業収入については前年度比20%減の8億円となっております。
財源比率については、自主財源が285億8千万円と対前年度比率3.0%の減となりましたが、歳入総額に占める自主財源比率は、依存財源である国庫支出金や市債の額が大幅に減少したことにより、前年度に比べ4.8%増の78.2%となっております。
次に、主な歳出について目的別に申し上げますと、民生費を116億8,868万5千円、土木費を76億8,503万円、教育費を50億9,894万円、総務費を44億2,889万1千円、衛生費を32億5,231万4千円とした次第であります。
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