予算規模
それでは、予算の規模について申し上げます。
一般会計の歳入歳出予算案の総額は、401億4千万円となり、対前年度比率で9.2%の増となっておりますが、これは、平成7年度及び8年度に借り入れを行った減税補てん債の一括償還と借換分13億2,890万円が含まれますので、これを差し引きますと5.6%の増となっております。また、特別会計の予算案については、国民健康保険特別会計ほか11会計で、合計222億637万7千円となり、対前年度比率で1.1%の増となっております。その結果、一般会計及び特別会計を合わせた予算案の総額は、623億4,637万7千円となり、対前年度比率で6.1%の増となりました。
また、水道企業会計の予算案については、収益的収入24億2,283万9千円、同支出23億4,085万2千円、資本的収入4億8,033万9千円、同支出12億8,973万4千円となっております。
次に、一般会計予算案の概要について、歳入から申し上げます。
はじめに、市税収入については、230億8,581万円で前年度に比べ、7億4,524万8千円の増となっております。
市税の主なものとしては、個人市民税で納税義務者の増が見込まれるものの、現在の経済状況及び今後の動向を見極め、現年・滞納繰越合わせ、対前年度比率1.1%の減を見込んでおりますが、法人市民税では、景気の回復傾向が見られることから対前年度比率8.0%の増を見込んでおります。固定資産税については、土地、家屋及び償却資産全体で4.5%の増を見込んでおります。
諸収入については、全体では20億3,783万2千円、対前年度比率1.4%の増となっておりますが、その中で競艇事業収入については前年度と同額の10億円となっております。
財源比率については、自主財源が294億6千万円と対前年度比率3.7%の増となりましたが、歳入総額に占める自主財源比率は、減税補てん債の借換の影響により、前年度に比べ3.9%減の73.4%となっております。
次に、主な歳出について目的別に申し上げますと、民生費は115億6,500万9千円、教育費は78億209万6千円、土木費は72億7,558万6千円などとなっております。
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